食べる藍 (有)ファーム神山での栽培法

1月 圃場(ほじょう)の土作り

  8月から作り始めたスダチの絞り粕と籾殻(もみがら)の堆肥が出来上がり、その堆肥に大豆粕を加え、再び発酵をさせ10日ほどで大豆粕入り籾殻堆肥が出来上がります。その堆肥を圃場(ほじょう)に藍の元肥として施肥します。その後月1回ほど耕起し土づくりを行います。


4月 藍の種まきをする

 播種(種をまくこと)は200穴のプラグトレーに2,3粒まきます。発芽までは土の表面が乾かないように灌水します。1週間ほどで発芽が始まります。

 

 

 

圃場作りをする

 1月から土づくりして来た圃場に畝(何本も間隔を空けて細長く直線状に土を盛り上げた所のこと)を立て、草を防ぐためシルバーマルチを行います。 霜が無くなると藍の植え時期になります。2週間ほどで本場4-5枚になったプラグ苗を圃場に植え付けます。5月の日差しは強いので定植後は2-3回の水やりが必要です。

 


5月 藍の定植をする

 霜が無くなると藍の植え時期になります。2週間ほどで本場4-5枚になったプラグ苗を圃場に植え付けます。5月の日差しは強いので定植後は2-3回の水やりが必要です。



6月上旬 藍の成長 約50~60cm丈(一回目の収穫)

 約40~50cmになると、藍の茎葉を刈り取って、食品原料にします.
藍の茎葉を刈り取る節の位置によっては、早くたくさん分岐させることができます。


7月 藍の成長

 

通常は、7月に入って晴天が続く日を選び、収穫します。

 

刈り取った後はお礼肥として、有機肥料か固形油粕を与えると、またどんどん生育します。さらに、草丈が50cm以上になったら再び収穫します。

 

刈り取った後お礼肥を与えてお水をたっぷりあげると、またこのようにどんどん勢いよく成長していきます。

7月から9月にかけて約4回程収穫します。

 


藍の花芽が立ち上がる

 場合によって8月にお盆を過ぎる頃、冷涼な風が吹いていたりすると、花芽が立ち上がっていきます。

10月 藍の開花

 10月になると可愛いピンクの花が満開になります。