8月から作り始めたスダチの絞り粕と籾殻(もみがら)の堆肥が出来上がり、その堆肥に大豆粕を加え、再び発酵をさせ10日ほどで大豆粕入り籾殻堆肥が出来上がります。その堆肥を圃場(ほじょう)に藍の元肥として施肥します。その後月1回ほど耕起し土づくりを行います。
霜が無くなると藍の植え時期になります。2週間ほどで本場4-5枚になったプラグ苗を圃場に植え付けます。5月の日差しは強いので定植後は2-3回の水やりが必要です。
約40~50cmになると、藍の茎葉を刈り取って、食品原料にします.
藍の茎葉を刈り取る節の位置によっては、早くたくさん分岐させることができます。
通常は、7月に入って晴天が続く日を選び、収穫します。
刈り取った後はお礼肥として、有機肥料か固形油粕を与えると、またどんどん生育します。さらに、草丈が50cm以上になったら再び収穫します。
刈り取った後お礼肥を与えてお水をたっぷりあげると、またこのようにどんどん勢いよく成長していきます。
7月から9月にかけて約4回程収穫します。
場合によって8月にお盆を過ぎる頃、冷涼な風が吹いていたりすると、花芽が立ち上がっていきます。